2020年問い合わせの多かったサービス、2021年も注目のサービス6選(後編)

まだ遅くはない!今からでも始めるべきオンライン化

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2021年、新しい年。

新しい日常。新しい生活のカタチ。

テレワーク、巣ごもり、おうち時間など

2020年の新型コロナウィルスで色々なことが大きく変わりました。

早く終息し安心して過ごせる日々が戻ることを願うばかりです。

しかし終息したとしても根付きつつある新しいカタチはしっかりと根付いていくでしょう。

そこで前回に引き続き、今回も2020年、問い合わせの多かったサービス、2021年も注目のサービスを紹介していきたいと思います。

新しいカタチ、変化に対応するIT活用。

皆様のマーケティング活動の強い味方になることは間違いありません!!!

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2020年、問い合わせの多かったサービス、2021年も注目のサービス6選(前編)

(前編)をまだ見ていない方は、こちらを先にお読みいただいてから、ご覧ください!

オススメ度No1!「LINE公式アカウント」

認知、集客、販促!マーケティング活動にLINEの活用をオススメする6の理由 記事リンク

以前、記事でも紹介したLINE公式アカウント。

ますます注目が集まり、問い合わせ件数も増え続けています。

できることが多すぎて書ききれませんが、、

何かしらの公式アカウントに登録したことのある方は下記のようなものを見たことがあるのではないでしょうか?

LINEブログ1

リッチメッセージ例

LINEブログ2

リッチメニュー例

リッチメニューとは異なりトーク画面内に展開される

(画像:LINE公式リッチメニューの活用法 https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20180731-01/

画像や動画とテキスト情報を1つの吹き出しにまとめて配信できるリッチメッセージはテキストのみのメッセージに比べパッと目に留まりやすく、商品やサービスの魅力を視覚的に訴求できます。画像にリンク設定が可能なのでキャンペーンページや商品ページなど、指定のページを案内したい場合に高い誘導効果が期待できます。

またトーク画面の下部に情報を固定表示できるリッチメニューは「ホームページ」「アクセス」「予約」といったユーザーが知りたい情報、想定される行動同線をまとめて表示することが可能で来客に繋がりやすい仕組みが作りやすいと評判。

そのほかにも

・目的に合わせたメッセージ機能

・開封率やクリック率といった観点で効果が高いメッセージを比較するA/Bテスト

・店舗で利用できるクーポンはもちろん、通販サイトでも利用できるデジタルクーポンの発行

・友だち以外のユーザーのタイムラインにも表示され、新たな認知チャンスが広がるタイムライン投稿

・スマートフォンで利用できるポイントカード機能、ショップカード

などなどなど、、、、、

書ききれないほどの機能、使い方があります。

と、機能の説明はおいおい、、

最近行った”あたり施策”を紹介!!!!

[美容室Cの事例]

 LINE@の時よりアカウントを所持していたが、活用まで至らず。

コロナ禍の売り上げ低下により相談

施策1 リッチメニューの設置

    予約をLINEから行えるようにする

施策2 DMにて既存の顧客に公式LINE登録により利用できるクーポンの送付

施策3 タイムライン投稿にてコロナ対策についての記事、美容室Cの特徴や取り組みの投稿

施策4 検索数が伸びたため、MEO対策も追加

施策5 リッチメッセージに当日枠、キャンセル枠のお知らせや限定クーポンの発行

施策6 リッチメッセージの動画を利用しオススメメニューの紹介

施策7 既存のポイントカードの廃止、ショップカードへ完全移行

施策8 1:1のチャットで事前のメニュー相談、任意の事前カルテ入力

施策9 リッチメニューの項目から、施術メニューと料金一覧の閲覧を可能にした

主だった9つの施策で

休眠顧客の再来店

新規獲得

リピート率UP

顧客単価向上

が叶いました。

正直にいうとコロナ禍以前の売り上げを大幅に上回ることはできていません。

しかし外出自粛やイベントの中止により需要が低下し、来客数が5割近くまで減少したことに加え平均客単価の減少が起こってしまった状態からコロナ禍以前の売り上げにまで回復し増加を続けている状態になりました。

これは、もちろん元々の魅力と様々な企業努力の成果と言えるでしょうが、LINE公式アカウントの運用の効果も大いにあると断言できます。

実際にアンケートに協力してくれたお客様の声にもLINE公式アカウントになったことで”良かった”という感想をいただきました。

お客様の声一例

・LINEで予約ができるようになり便利になった。

・タイムラインで気になって来店した

・ポータルサイト経由ではセットメニュー料金になっていることが多く自分の希望するメニューが見つからなかったり予約が面倒だったが、公式LINEにメニュー表がありLINE相談ができるようになってからは簡単に希望通りの施術が受けられるようになった

・事前にかかる料金が予想できるから安心

・ポイントカードを持たなくていいから楽。

・事前カルテ入力で伝えることが苦手な私でも満足できる髪型になれた

・予約から会計まで無駄な時間や手間がなく好感が持てた

効果を一番感じた点

施策を始めて半年、売り上げ、客単価向上以外で「効果を感じたこと」をオーナー様に聞いたところ、

ポイントカードを完全にやめてLINE公式アカウントのショップカードに移行したら、登録者数が増え、そこからうまく回り始めた!

LINE@をやっていた頃に一度経験した『登録してもらうことの難しさ』『登録解除』という問題を解決し、情報をどどける手段を手に入れただけでなく、お客様の満足度も得られたというお喜びの声をいただきました。

また従来行っていた会員登録時(カルテ作成)に固定電話、携帯電話、メールアドレス、住所などの連絡先を記入してもらう場合では、記入ミスや記入拒否があったり、実際に連絡をしても電話に出ない、メールが読まれたかわからないということが多くありました。

しかしLINEにしてから、ほぼ確実にお客様と連絡が取れるようになったとのことです。

コロナ禍においてはもちろん、いつ何があるかわからない世の中。確実に連絡が取れる手段を持つことは、店舗側お客様側の両方の安心に繋がるのではないでしょうか?

今回は簡単に施策一例を紹介させていただきましたが、

日本人口の66%以上がLINEを利用している

(参照:LINE Business Guide2020年7~12月期版)

この世の中、便利な機能がたくさんある公式LINEアカウントの活用は絶対行うべきです!

身近な問題解決や業務の効率UPに「負担の少ないDX」

デジタル化応援隊2

DX、DX、DXと最近よく聞きますよね?

私たちnkdにもDX化に対応していますか?という問い合わせをよくいただきます。

その多くが政府も言ってるし補助金がでるから、とりあえずというものですが、、、

そもそも「DX」とは、スウェーデンの大学教授、エリック・ストルターマン氏が2004年に提唱した「デジタル技術が人々の生活を、あらゆる面でより良い方向に変化させる」という考え方を起源とする概念なので、

それだったらnkdはDX化対応やっています。

大体のサービスがDX化です。

とはいえ、前述した定義は概念的すぎるので、経済産業省が提唱するデジタルトランスフォーメーションの定義はコチラ↓

“企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。”

引用元:経済産業省「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX 推進ガイドライン)Ver1.0(https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004-1.pdf)」

と言っても意味がいまいち分からないですよね。

大正解の回答とはいえませんが、つまり『デジタルを駆使してより良くしよう』ということです。

明確な定義もまだ無く解釈はそれぞれでなことから、ある程度自由に受け取ってもいいのかもしれません。

そんなわけで今回紹介する

身近な問題解決や業務の効率UPに「負担の少ないDX」ですが、

正直にいうと、内容は決まっていません。

なぜなら一番先に述べたように問い合わせ内容が

政府も言ってるし、やったほうがいいかな?」「補助もでるから使って何かできない?」だからです。

6つ問い合わせが多いものを紹介している今回の記事ですが、、

実はコレがNo.1です。

ですからヒアリングをして、ニーズにあったDX化を提案、導入、サポートする形となります。

もちろん行いたいこと、問題点が明確に決まっている場合もご相談ください。

負担の少ないDXの「負担の少ないについて」

全工程を完全機械化しAIで管理し・・・・・・などと途方の無いものではなく、

小さく始めるDXをオススメしています。

また、使える補助金や助成金などの紹介や申告サポートのご相談も承っております。

身近なDX始めやすいDX例

「何をすべきか分からない」「何かやってみたい」「もっと効果を感じたい」漠然としたお悩みでも構いません。お気軽にご相談ください。

また、大規模なDXについてどこに相談すればいいか分からない時もご相談ください。

実績、事例の多い企業の紹介もしております。

やってみたい!やってみたけど上手くいかない相談No.1「SNS運用」

sns画像

今回のブログの1番目に紹介したLINEはもとより、Twitter、Instagram、YouTube、Facebookなどなど様々なSNS多くの企業がやっていますよね。

nkdにも

「やってみたい!」

「どれから始めるべき?」

「何を投稿すればいいか分からない」

「使い方が分からない」

「とりあえず上手く運用して」

「バズらせてほしい」

など色々なご相談が寄せられます。

まさに

2020年、問い合わせの多かったサービスです。

そして

2021年も注目のサービスです。

しかしサブタイトルの

まだ遅くはない!今からでも始めるべきオンライン化にオススメできるサービスでは決してありません。

実は奥の深いSNS。

簡単に求めている効果の出せるものではありません。

サービスや商品、イメージに合わせたツール選びに投稿内容。

長期間継続する意思、作業のおおさ。

いっぽ間違えると炎上。

炎上するほど見てもらえない寂しさ。。。。

え?マイナスだらけなのになぜやるの?

それは、

きちんと目的やテーマを決めてブレずに投稿を続けたり

ECサイトやHPなどと合わせてトータルに運用したり

とにかく面白かったり

ファンを作ったり

顧客とグリップしたり……

とにかく

ちゃんと運用できた時の効果が絶大だから!です。

また一部SNSはコミニュケーション増加や人脈(つながり)の拡大に秀でていたりもします。

なので実際にブランディングや集客の施策の一つとしてオススメすることの多いサービスでもあります。

しかし急いで始めなければならない事柄ではありません。

1本当にやるべきか

2イメージ、目的の統一

3運用が実務に支障をきたさないか

4担当が複数の場合一定のクオリティを保てるか

5コンプライアンス対策は万全か

とりあえず一度始める前に考えてみてください。

上手くいかなかったと相談をいただく場合の多くに上記の5項目の問題があります。

おそらく、そこを間違えなければ大失敗は免れるのでは無いかと思います。

と、簡単な注意点をあげましたが、

SNSについては、さらっと説明することが難しいので後日、運用についてのブログを投稿したいと思います。

やるべきか、やらないべきか。

業種、業態さらには企業(店舗)ごとに全く違うので一概には言い切れませんが、

やるべき企業(店舗)も、改善すべき企業(店舗)も多くあります。

nkdでは運用のお悩み相談や、運用代行も受け付けております。

やるべき?にも一緒に考えていきますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

以上2020年、問い合わせの多かったサービス、2021年も注目のサービス6選(後編)の3つの紹介となります。

オススメという面では

効果が目に見えてわかりやすいのと、基本無料で始められる「LINE公式アカウント」が今からでも始めるべき度NO.1

次点で「負担の少ないDX」ではないかと思います。

やはりデジタル導入は少しづつでも進めるべきですし、今後しばらくは様々な補助金や助成金を利用して導入することができると予想されます。(LINE公式アカウント内のシステムや前回記事のオンラインレッスンサービス、オンライン会議ツールもDXに含まれます)

それに対し万人にオススメできるわけではありませんが「SNS運用」の問い合わせも多くあり今後も注目すべきサービスだといえます。

※緊急事態宣言後から問い合わせの多かったウェブサイト関連の紹介を予告しておりましたが、

現状落ち着いてしまったので、年間を通して問い合わせの多かったSNS運用への差し替えを行いました。

最後に。

ふと思ったのですが、

おじいちゃんおばあちゃんがスマホを使いこなしインターネット検索を行い、人によってはSNSまで楽しんでいる世の中になったのに、

なぜビジネスのデジタル化やIT導入がなかなか進まないのか疑問に思います。

全くやらないという選択肢はもう無いのに。

だから、

私たちnkdはビジネスのデジタル化、インターネット活用の必要性を強く強く主張いたします!

そのために、今後も色々とちょっと役に立ちそうな情報を発信し続けますので皆様も導入の検討をぜひよろしくお願いします。